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雪深い土地だからこそ育まれた、
豊かな食文化のある十日町
自ら山菜を収穫して、伝統的な保存方法で貯蔵し、調理する。
そんな「素材を最大限に活かす食事」が我が家にはありました。
古くからの料理方法や保存方法を絶やさず、新しい発見もしていきたい。
この土地の食の豊かさを守り継ぎ、
私なりの表現で料理のカタチを作りたい、そう思っています。
肉や魚だけでなく、作物や植物にも一つひとつ個体差がある。
どこにどう生えて、いつ収穫できるのか。
日当たりや水源、標高の高さや周りの木々の種類はどうか。
そのモノが根を張って生きているところをきちんと見るからこそ、
料理につながるインスピレーションが得られると実感しています。
食材の生育環境で、調味加減も変わる。
「あなたはどのくらいで、おいしくなるの?」
--そう、素材の声に耳を澄ませます。
弓削 朋子
店主
1977年新潟県十日町市生まれ。学生時代はクロスカントリースキー選手。競技生活を送る中、体つくりと食の大切さを学ぶ。大学卒業後、料理の専門学校を経て、神奈川県北鎌倉の日本料理店「北鎌倉 鉢の木」や大阪北新地「割烹 福竹」、東京新宿「くずし割烹 良庵」にて修業。結婚、出産後はマクロビオティックや保育園の給食づくりも経験する。
十日町に帰郷後、農家レストランの立ち上げに携わる他、料理を再度学びながら、郷土の食文化を探求。日々、十日町の食の豊かさに感動し、雪国に暮らす人たちの忍耐強さ、熱い情熱に感銘を受ける。
2021年3月、新潟と十日町の食材をふんだんに使用し、郷土料理も取り入れた会席料理を提供する「十日町会席ゆげ」開店。
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